石見銀山遺跡とその文化的景観 石見銀山遺跡とその文化的景観について 石見銀山遺跡とその文化的景観 石見銀山遺跡とその文化的景観について

石見銀山遺跡とその文化的景観 - 石見銀山遺跡とその文化的景観について -

高品質の銀を生産し、アジアとヨーロッパの交易を支える

高品質の銀を生産し、アジアとヨーロッパの交易を支える 高品質の銀を生産し、アジアとヨーロッパの交易を支える

島根県にある石見銀山は、16世紀から20世紀にかけて、国内外に銀を供給していた日本最大級の銀山でした。最盛期には、世界の銀産出量の3分の1を占めた日本銀の主産地として名を馳せ、“大航海時代”にヨーロッパで描かれた地図にも「銀鉱山王国」や「銀鉱山」と記載されていたほど名の知れた存在だったとか。

朝鮮半島から伝来した“灰吹法”という技術を用いて精錬された石見の銀は高品質で信用も高く、銀山周辺の「佐摩村(さまむら)」が訛った「ソーマ銀」という名で流通し、東アジアとヨーロッパの交易を支えていました。

400年以上も前から環境問題を意識していた“先見の明”

400年以上も前から環境問題を意識していた“先見の明” 400年以上も前から環境問題を意識していた“先見の明”

石見銀山が世界遺産に認定された理由のひとつに、「21世紀が必要としている環境への配慮」というポイントが挙げられます。

この銀山では、銀の精錬に使う木材の供給を安定的に行うため、計画的な植林を行っていました。また、山を崩さず、狭い坑道を掘り進めていくという環境に優しい採掘法を採用するなど、環境にも十分に配慮がなされていました。

このように、鉱山の遺跡と周囲の自然が一体となって景観を形成していることが“文化的”であると認められ、「東西文明交流に影響を与え、自然と調和した文化的景観を形作っている、世界に類を見ない鉱山」として世界遺産に認定。

21世紀になってようやく広まり始めた環境保全への対策を、16世紀の時点ですでに行っていた石見銀山。世界に認められたその“先見の明”は、銀山の遺跡や周辺に広がる美しい森林の景色と並ぶ石見銀山の見どころと言えるかもしれません。

世界遺産登録概要

遺産名:石見銀山遺跡とその文化的景観
所在地:島根県
登録日:2007年、2010年登録範囲拡大
登録基準:(2)(3)(5)-文化遺産
登録遺産の範囲:銀山柵内、代官所跡、矢滝城跡、矢筈城跡、石見城跡、大森・銀山重要伝統的建造物群保存地区、宮ノ前地区、熊谷家住宅、羅漢寺五百羅漢、石見銀山街道鞆ケ浦道、石見銀山街道温泉津・沖泊道、鞆ケ浦、沖泊、温泉津重要伝統的建造物群保存地区

登録遺産の面積:529ヘクタール
緩衝地帯の面積:3,134ヘクタール

公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
「石見銀山遺跡とその文化的景観」詳細ページ
http://www.unesco.or.jp/isan/list/asia/iwamiginzan/

UNESCO World Heritage Centre
"Iwami Ginzan Silver Mine and its Cultural Landscape"
http://whc.unesco.org/en/list/1246

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