古都京都の文化財- コラム -

夏の風物詩

下鴨神社の足つけ神事「御手洗祭」

京都では一年を通して色々な催しやお祭りが多く行なわれますが、今回は下鴨神社で毎年7月土用の丑前後の5日間で行なわれる足つけ神事「御手洗祭」(みたらし祭)をご紹介いたします。
今年2017年の日程は、7月22日(土)から30日(日)時間は、朝の5時30分(初日は9時から)から夜21時となっています。
詳細は世界遺産 下鴨神社 公式サイト (http://www.shimogamo-jinja.or.jp/)でご確認ください。

下鴨神社は、平安京に都ができる前から存在する京都最古の神社です。世界遺産に登録されている正式名称は、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)ですが、通称の下鴨神社の名前が皆さんにも良く知られているかと思います。同じく“かも”が付く、世界遺産の上賀茂神社も正式名称は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)です。“かも”の字が違いますが、どちらも通称で、古代豪族であった賀茂氏に由来しているようです。そして、両神社の近くを流れる川も、上賀茂神社のある上流は、加茂川と表記し、下鴨神社のある下流に行くと、鴨川と表記しています。

下鴨神社 下鴨神社 「みたらし社」画像提供:下鴨神社

さて、御手洗祭のお話ですが、足つけ神事とあるように、下鴨神社境内にある御手洗池(みたらしいけ)を素足で歩きます。御手洗池には湧き水が出ていて、とても冷たく、膝下あたりまでの水深があります。ローソクを持って、池の中を歩くので、行かれる場合は、履いて行く靴と服装にご注意ください。(お祓い祈願のお供え料が必要です・ローソク代込み)

この御手洗池に入れるのは、もちろんこのお祭りの期間のみです。真夏に冷たい水に足が浸かるので、ひんやり気持ちのいいお参りになります。ローソクの火を祭壇に献灯し、罪やけがれを祓い、無病息災をお祈りし、池を出た後にご神水の授与所があり、冷たいご神水が頂けます。
夜になると、ライトアップされて、提灯(ちょうちん)に火が灯り、人々が手にするローソクの火もあり、とても幻想的です。お祭りが始まるのは朝の5時30分で、夜遅くまで行なわれています。

“みたらし”と言うと、みたらし団子を連想される方も多いと思いますが、この下鴨神社の御手洗祭がみたらし団子の語源となっており、もちろん名物ですので、お参りの後に、是非、召し上がってみて下さい。
砂糖醤油の餡(あん)を絡めたみたらし団子は、5つのお団子が串に刺さっていますが、一番上の1つが少しだけ離れています。それは、一番上が、頭をあらわし、残りの4つは体の四肢を表しているからだそうです。昔は、この人形のお団子を神前に供えて、ご祈祷してもらい、家に持ち帰り食べていたそうです。お団子以外にも、参道にたくさんの屋台がでるそうです。

下鴨神社 下鴨神社 「河合神社」画像提供:下鴨神社

下鴨神社の表参道に世界文化遺産の石碑があり、そのすぐ近くにある河合神社は下鴨神社の摂社で、女性の守護神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が祀られており、美人祈願のご利益があります。境内にある「任部社(とべしゃ)」には、紀伊山地コラム「神話に登場する神の使者 三本足のカラス「八咫烏」」でご紹介しました、八咫烏をまつる神社もあります。

音声ガイドでは、宇治上神社に加え、鴨川にかかる賀茂大橋や世界遺産に登録されている二条城、仁和寺などもご紹介しています。ぜひ、アプリとブックをダウンロードしてお試し下さい。

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