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日光の社寺 - コラム -

お色直しが終わり色鮮やかに

日光東照宮の国宝「陽明門」

江戸幕府の初代将軍・徳川家康を祀る「日光東照宮」、その「平成の大修理」が終わり「陽明門」(ようめいもん)が4年ぶりに一般公開されています。2017年3月10日の再公開当日は、御本社にて修復完了を告げる神事「竣功奉告祭」が行なわれ、陽明門前での「竣功式」後に、色鮮やかに蘇った門が披露されました。


陽明門 陽明門 「陽明門」撮影協力:日光東照宮


この40年ぶりに行なわれた大修理は、総工費が約12億円、平成25年6月1日から平成31年3月31日の6年間の予定でしたが、計画が見直され工期が2年間短縮されました。
大修理の作業工程は、古い塗料を落とし木地を調えて漆を塗り、絵具で文様を描き、金箔を施します。その様な、多くの作業工程を経て、輝きを取り戻していきます。太陽の日差し、風雨や雪にさらされて傷んでしまった部分を修復し、当時の姿を蘇らせるため、天然の岩絵具などを使用して色づけを行うなど、古来の工法によって行なわれたそうです。

修復工事中に215年ぶり公開されていた「宝暦の絵画」には、元通り牡丹立木の羽目板がはめ込まれ、この度の公開は終了となっています。

豪華絢爛で日本を代表する最も美しい門と言われている陽明門は、高さ11.1メートルの2層造りで、正面の横幅が7メートル、奥行が4.4メートルあります。世界遺産の構成資産でかつ、国宝にも指定されています。故事逸話、聖人などをかたどった彫刻の数は、508個にのぼります。いつまで見ていても飽きず、日が暮れるのも忘れてしまうほど立派なことから「日暮の門」(ひぐらしのもん)とも呼ばれています。

日光東照宮については、日光コラム「徳川家ゆかりの地 2度目の「日光東照宮」はこう歩く!」でも、ご紹介していますので、ご覧ください。

「鳴き龍」 「鳴き龍」 「鳴き龍」撮影協力:日光社寺文化保存会

東照宮の見どころというと、三猿や眠り猫が有名ですが、次にご紹介する鳴き龍も必見です。陽明門の手前左側にお堂があります。本地堂という名前ですが、薬師如来を祀っていることにより薬師堂と呼ばれており、日光東照宮での最大規模の建物です。その薬師堂の天井に書かれているのが、有名な「鳴き龍」です。龍の頭の下で、拍子木を打つと、鳴き声が聞こえてくることからそう呼ばれています。
「鳴き竜」は、縦6メートル横15メートルの墨絵です。元々は、狩野 安信(かのう やすのぶ)が描いたものですが、昭和36年の火災で焼損したため、堅山南風(かたやまなんぷう)画伯が復元しました。
薬師堂は東照宮の敷地内にありますが、明治政府の神仏分離により、輪王寺の管轄となっています。鳴き龍の声は、場所によって聞こえ方が変わります。拍子木の音を、いろいろな位置で体験してみては、いかがでしょうか。

音声ガイドでは、陽明門や眠り猫など日光東照宮の見どころに加え、世界遺産の構成資産となっている日光二荒山神社や日光山輪王寺をご案内しています。ぜひ、アプリとブックをダウンロードしてお試し下さい。

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