日光の社寺 コラム 日光の社寺 コラム

日光の社寺 - コラム -

秋に訪れたい世界遺産

紅葉に染まる日光二荒山神社

日光の紅葉スポットというと、いろは坂や中禅寺湖がありますが、今回は世界遺産に指定されている日光二荒山神社をご紹介します。

日光二荒山神社は日光山信仰の始まりとなった古社で、男体山(二荒山)を御神体として祀っています。その日光二荒山神社の建造物で、日光山内の入口にかかる朱塗りが美しい木造の橋が神橋(しんきょう)です。このアーチ型の美しい古橋は、山口県の錦帯橋、山梨県の猿橋ととともに日本三奇橋の一つに数えられています。その下を流れる川は大谷(だいや)川です。紅葉した山を背後にした赤い欄干の橋はとても美しく見事な風景です。 国の重要文化財にも指定されている、この神橋には伝説が残っています。

「神橋」 「神橋」 「神橋」

その昔、奈良時代の末に日光を開山するためにやって来た勝道上人(しょうどうしょうにん)が、行く手を大谷川の急流に阻まれて渡れずにいました。
そこで、ゴマを焚き、神仏の加護を求めると、深沙大王(じんじゃだいおう)という神が現れ2匹の蛇を放ちました。その蛇が大谷川の両岸に、橋のように架かり、蛇の背中から山菅(やますげ)が生えて橋になりました。
このお話により、神橋は山菅橋や山菅の蛇橋とも呼ばれています。

撮影スポットとしても有名な神橋が、現在のように朱塗りの橋になったのは、江戸時代の初期1636年からです。江戸時代に架けられた橋は、明治35年の洪水で流され、その後再建されて現在に至っています。

日光二荒山神社 日光二荒山神社 「日光二荒山神社」写真提供:日光フォトコンテスト入賞作品

日光二荒山神社は、奈良時代に勝道上人が二荒山に神の霊を感じて、大谷川の岸にお寺を建てた後に神社を建てたことに始まります。境内の総面積は、3400ヘクタールで伊勢神宮に次ぐ広大な面積を誇ります。神社の本社後方にそびえる、男体山(2,486メートル)、女峯山(2,464メートル)、太郎山(2,368メートル)の日光三山を含む日光連山が境内に含まれ、観光地としても有名な華厳の滝やいろは坂も日光二荒山神社の敷地内となります。

主祭神は、父神は大己貴命(おおなむちのみこと)、母神は田心姫命(たごりのひめみこと)、子神が味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)の親子三神です。そのため、夫婦、家族、恋人といった縁結びや開運の神様として信仰を集めています。

「日光二荒山神社」 「日光二荒山神社」 「日光二荒山神社」

最近はパワースポットとしても話題となっている日光二荒山神社ですが、そのパワースポットが集まっている場所が神苑です。 怪奇現象が起こることから化燈籠(ばけとうろう)と呼ばれている銅でできた燈籠があり、お神輿3基が納められている神輿舎は、日光で現存する最も古い建物でもあります。そして、お菓子の神様としてあがめられている大国殿は重要文化財です。 また、神苑の奥にある二荒霊泉は、目の病気に効くと言われている「薬師霊泉」と滝の尾神社にある「酒の泉」の水脈が合わさった霊泉で、知恵がつき若返ると言われています。

鮮やかな紅葉が歴史の重みを感じられる日光の社寺を彩り、周囲の紅葉が一体となってとても美しい風景を演出します。また、数日間ですが、紅葉の見ごろの時期にライトアップもおこなわれます。

音声ガイドでは、日光二荒山神社の見どころに加え、陽明門や眠り猫など日光東照宮や日光山輪王寺をご案内しています。ぜひ、アプリとブックをダウンロードしてお試し下さい。

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